どうにか帰ってきました。

九塞溝の石化倒木

中国奥地、四川省(3国史の蜀の国)九塞溝から、どうにか帰ってきました。


『九塞溝』は、世界一の絶景です。
中国の石林よりも、カナディアン・ロッキーよりも、秋のカナダ・ロンシャン高原よりも、ナイヤガラ・フォールズよりも、中国の桂林よりも、『九塞溝』は絶景です。



雪を頂く5,000m級高山を遠景に、紅葉に満ちた連山、五色以上に変化する湖、湖を結ぶ、急流、小滝、中滝、大滝、大瀑布、飛び散る水しぶき、急流に逆らう立木の数々。


この景観でどうですか。? これでもですか、? もう一息、これではどうですか?と、一歩、一歩、次次に、驚嘆する、絶景ポイントが出てきます。(^_^)v


人間・強欲。九塞溝の後に、4,000m級の黄龍に挑戦。
あらゆるトラブルに出会いました。
一行は、つねを含め4人、プラス、日本からのガイド、現地ガイドの計6名。


度重なる飛行機の遅延、あげくに、降雪による出発キャンセル、午前1時に、雪降りしきる中、廃業同然のボロボロ・ホテル、断水、暖房なし、服着たままでベッドに倒れ込み1泊。ガイド2名を除き、一行は下痢、嘔吐、腹痛、加えて、高山病で青息吐息。ついに2名が現地救急病院に担ぎこまれてしまう状態。


高山病は、恐ろしい病気です。今、楽しく笑ってる人が、5分程度の内に、真っ青の顔色になり、文字痛り倒れ、息苦しくなります。


帰り便も飛行キャンセル、遅延、荷物不着、北京空港の端から端まで、Dバッグ背負って、係員に、『ハリー・アップ』と、高山病の後遺症残る中、せかされ、人混みかき分け、全力疾走。


ついに、関西空港では、トランク・ケース不着のため、密輸者扱い、約1H、経過の詳細ヒアリング、書類書きで、一行は、身ひとつ解放されました。


トランク・ケースは、中華航空責任で、発見できれば、宅配します、とのこと。なお、保険の加入、未加入はきっちりヒアリングされた。(^_-)


身一つ、無事これ幸い。一行4名の内、1名は、1,000M級の中国の成都空港で、遅延していた出発便の搭乗開始の行列が進み出した中で、突然、高山病が3度目に再再発。


救急に、来ていただいた医者のドクター・ストップで、1名、プラスに日本からのガイドを成都に残し、3名のみで、全員トランク・ケース無しで、日本に帰国。


それでも、お勧めします、『九塞溝』。
『九塞溝』は、スバラシイ。万死に値します。(^_^;)